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おとなりの研究者
東北大学
大学院文学研究科 言語科学専攻 日本語教育学講座 日本語教育学分野
准教授

東北大学
文学研究科
准教授

大阪商業大学
総合経営学部 商学科
教授

上智大学
地球環境学研究科地球環境学専攻
教授

大阪大学
大学院人間科学研究科
准教授

file 03:少数民族と観光客

調査データは具体的にどのように取得するのだろうか。大規模な調査では、国勢調査や官庁が行った政府統計などがあるが、独自の調査を行う場合は、個人に対するアンケートが主な方法である。計量社会学で使う総合社会調査の場合は、性別、年齢、職業、学歴、家族構成などデモグラフィック(人口統計学的属性)な特徴は欠かせない。それに加え、所得や家族の情報、ある意見に対する賛否などの意識や態度、価値観(例えば、男性が外で働き、女性が家庭を守ることについてどう思うか)などを聞くこともある。こうした情報から、その人の考え方が何に立脚しているのかを観測するのである。

性別などの基本情報は揺らぎのないものだが、価値観や意識を問う場合には注意が必要である。聞き方によってある方向に誘導してしまったり、特定の回答を避けるような条件を与えてしまうこともあるからだ。一方で、継続的な調査でデータを得る場合には、質問事項は変えないのが原則。問いかけが途中で変わるとデータにノイズが入り連続性が損なわれてしまう。調査票を作成する際の質問を決めるのには細心の注意が必要なのである。