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おとなりの研究者
函館工業高等専門学校
一般理数系
教授

東京理科大学
工学部第一部 工業化学科
教授,名誉教授

鳥取大学
工学部 精密合成化学 鳥取大学大学院工学研究科化学・生物応用工学専攻
助教授・准教授

file 02:緊張の月例報告会

訪ねた日の授業は、月例報告会に当たっていた。学生たちは、スーツに身を包み、緊張した面持ちで発表に臨む。だが、教員やマイスターの指摘は厳しい。「現状分析が不十分。すべきことの優先順位をつけて、クライアントと協議を」「最終的に何を目指し、そのためにどんな技術を用いるのか道筋をはっきり」などだ。「この設計で本当に水の流れは起こるのか?」「費用対効果はどのように算出しているのか?」といった質問にも答えられなければならない。 社会の動きに常に敏感であることも重要だ。観光ガイドと災害情報を合わせたスマートフォン向けアプリを開発しているチームには、その1カ月前に発生した熊本地震を例に、「今回の地震に照らし合わせてアプリのシステムを検討したか?」といった質問も出る。プロジェクト・マネージメントについても、スケジュール管理がおおざっぱすぎるなど、「学生だからここまで」といった姿勢は一切見られない。教員、マイスターが一丸となって学生を鍛えている姿勢が伝わってくる報告会であった。