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おとなりの研究者
北海道大学
大学院薬学研究院 創薬科学部門 生体機能科学分野
助教

北海道大学
大学院薬学研究院 創薬科学部門 衛生化学
教授

島根大学
医学部 医学科 微生物学講座 
教授

北海道大学
遺伝子病制御研究所 病因研究部門
助教授・准教授

東北医科薬科大学
医学部
准教授

file 01:エボラ出血熱とはどんな病気か

そもそも、エボラ出血熱とはどのような病気なのだろうか。エボラ出血熱が最初に発見されたのは1976年、アフリカのザイール(現コンゴ民主共和国)でのことだった。それ以降、20回を越えるアウトブレイクが報告されている。

当時は感染症への理解が不足しており、医療従事者は自身を防護する装備なしに医療行為に携わったことから、 感染が拡大したとされる。感染から発症までの潜伏期間は2~21日、感染者の吐しゃ物、汚物、血液、体液などに直接接触することにより感染する。近距離の飛沫でも感染する可能性はあるが、インフルエンザなどのように空気感染はしない。突発的な発熱や頭痛、咽頭痛、強い脱力感、筋肉痛などの症状が出て、重篤化すると、消化器系から出血が起こり、死亡率は極めて高い。発症の初期は、嘔吐や下痢などほかの多くの疾患と共通するため、初期の段階での診断は難しいとされている。