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おとなりの研究者
北海道大学
大学院薬学研究院 創薬科学部門 生体機能科学分野
助教

北海道大学
大学院薬学研究院 創薬科学部門 衛生化学
教授

島根大学
医学部 医学科 微生物学講座 
教授

北海道大学
遺伝子病制御研究所 病因研究部門
助教授・准教授

東北医科薬科大学
医学部
准教授

file 02:エボラウイルスを扱う実験施設―BSL-4

エボラウイルスのようなウイルスは、環境中に拡散してしまうと大変危険なものであるため高度な封じ込めを必要とする。病原体微生物の危険性は地域や環境の影響を受けるため、世界共通の警戒レベルを定めることになっておりレベルを1~4に分類している。これをバイオセーフティレベル(BSL)と呼んでいる。

レベル1はヒトや動物に疾病を起こす見込みのないものを扱う施設。レベル2は、ヒトや動物に疾病を起こし得るものの、それを扱うヒトなどに重大な健康被害を起こすものがないものを扱う。最高のレベル4では、ヒトや動物に感染すると重大な疾病を起こし、ヒトからヒトへの伝播が直接または間接的に起こり得ることに加えて、有効な治療法、予防法がないものを扱うための施設だ。エボラウイルスを扱うには、最も厳重な管理運営が行われるレベル4の施設が必要となり、日本には、国立感染症研究所(東京都東村山市)と理化学研究所 筑波地区に当該の施設がある。現在は稼働していないが、感染症研究所は感染症患者の治療に限って稼働することが決まっている。南保さんの研究では、無毒化エボラウイルス感染系を用い、BSR-4 を必要としない実験手法をとっている。