つながるコンテンツ2016

智のフィールドを拓くⅠ

記事一覧

多くの研究者の「今」をお伝えする『つながるコンテンツ』。2016年度は、社会を見据え、社会とコミットする、研究や教育活動を紹介します。変化の激しい時代に、研究機関、研究者、教育者は、社会から何を求められているのか? 社会は研究に何を期待しているのか? 模索と挑戦を続ける研究者の姿をお伝えします。

記事

概要

2016年度

原子力災害、風評被害は、社会にどのような影響を与えるのか? 東日本大震災から5年。災害・防災研究の最前線を追う。

「近大マグロ」で脚光を浴びた近畿大学が次に送り出したのは、ウナギ味のナマズ。日本の水産業、世界の水産資源を見据えて、新しい魚で市場を生み出す近畿大学の有路昌彦教授に聞く。

一級の成果を上げる数学者が、文系学生を惹きつける。工夫と情熱とオリジナリティあふれる学部生向け数学の授業をレポートする。

社会の要請に応える技術者はどのように育つのか?

実は賢い“単細胞” 迷路を解き交通ネットワークを作る粘菌の研究を通して、科学者が表現したいものとは?

地質年代が書き換えられるかもしれない。地磁気逆転という壮大な地球の息づかいが残した記録が、意外にも身近な場所の地層から見つかった。この発見が意味するものとは?

人工知能はどこまでのことを可能にするのか? さまざまな予測が飛び交う中、研究者だからこそ見える、可能性と限界を聞く。

エボラ出血熱をひきおこすエボラウイルス。そのウイルスはどのように細胞に侵入し、増えていくのだろうか? メカニズムを明らかにし、治療薬やワクチンの開発につなげたい。

大量の情報を集約し高速で処理して活用するビッグデータ時代。便利な反面、そこにはどんな落とし穴があるのだろうか? 考えられるリスクは思いのほか大きなものだった。

アフリカ、エチオピア。野生動物保護政策に抵抗する住民たち。人びとは何を求めているのか、現地での生活から見えてきた解決の糸口とは?

データを使って社会の姿を明らかにする計量社会学とは?

宅地と農地の隣接などからおこる光害。現代社会の課題を研究の始点とし、社会に活かす道筋までを提案する。

2017年度

アイルランド語という民族のことばがありながら、現在のアイルランドでは、ほとんどの人が英語を話している。現在のアイルランド人が抱く、自分たちのことばに対する思いとはどのようなものか。アイルランド語と英語に対する人びとの意識をさぐり、言葉の中にある文化を読み解く。

貧困、格差、少子化、非正規労働、高齢社会、年金。すべてが連鎖し深刻化する社会課題に、「現場」で活動する研究者が処方箋を示す。

2018年度

脳科学者が語る「夢ふくらむ」研究と、関連分野や社会との「感覚のズレ」

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