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おとなりの研究者
東京大学
教養学部附属教養教育高度化機構
特任講師

大阪大学
文学研究科 文化表現論専攻
教授

国立情報学研究所
社会共有知研究センター
センター長・教授

日本大学
芸術学部デザイン学科
教授

秋田大学
教育文化学部
准教授

file 01:ミュージアムへようこそ

サイエンスコミュニケーションでも、文学コミュニケーションでも、ただ好きならいいのかというと、言うなれば「筋のいい好奇心」といったものが、やはり必要になってくると思います。

自分を振り返ってみると、子供の頃、家に鋸、かんな、ドライバ、ハンダゴテといった道具類がひと通りあって、よく木材を使って工作したり、鈴虫を飼ったり、川魚を獲って飼ったりしていたんですね。父は薬学の研究者で、近くにあった東海大学の海洋科学博物館という水族館に、よく連れて行ってくれた。そこには生きている魚の他に、機械で動くおさかなも展示してあって、たとえばマンボウの動きのデータを元に作った「キカマンボウ」という機械のおさかながいたりする。

こういったものを観て、やはり子供ごころにも、生物の動きを機械で再現できるというのはとても不思議なことだなと思いました。生物と機械、何が違って、何が同じなんだろう? 生命って何だろう?─こういう体験を通じて、生命の不思議さというものをちゃんと探求したいとか、表現したいといった気持ちが生まれてくるのではないでしょうか。そしてそのようなものが核となって、筋のよさは自然と育まれていくんじゃないかな、と思います。