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おとなりの研究者
千葉大学
大学院医学研究院 免疫発生学

千葉大学
大学院医学研究院 国際アレルギー粘膜免疫学 免疫発生学
准教授

公益財団法人かずさDNA研究所
先端研究開発部オミックス医科学研究室
室長

千葉大学
大学院 医学研究院
その他

file 02:ダーウィンの海

すべての基礎研究に言えることですが、根本的なところで発見があれば、応用範囲も広いし、さまざまなところで役に立つ可能性が拓けます。そこで私たちは現在、基礎研究から臨床研究にかけてのステップあたりまでを視野にいれて研究しています。

しかし、実際にお薬が生まれてくるためには、この後まだいくつかの段階があります。つまり基礎研究でできるとわかっても、応用までたどりつかないものがある。この溝は「死の谷(death valley)」と呼ばれています。そこがまず、なかなか越えられません。

うまく死の谷が越えられて、お薬ができたとしても、ビジネスに乗らなければやはり薬になりません。患者さんが少なかったり、同じ薬価で同じ効果のある薬があったり、つくるコストが合わなかったりと、ビジネスに乗れない理由はいろいろあります。これを「ダーウィンの海」と言う。淘汰の海を泳ぎ切った先に、やっとお薬が誕生します。