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おとなりの研究者
岡山大学大学院
環境生命科学研究科 動物応用微生物学分野
教授

東京工業大学
生命理工学院
准教授

東京工業大学
生命理工学院
教授

国立遺伝学研究所
情報研究系

国立研究開発法人海洋研究開発機構
上席研究員

file 03:未知であることに惹かれる

一般的に、乳酸菌が体に良いとか、どの菌がどんな病気に効くなどと言われます。みなさん漠然と信じているかもしれませんが、私は常に本当だろうか? と思っています。

乳酸菌が体に良いのなら、ヨーグルトをたくさん食べている国の方が平均寿命が長いはずではないかと。

腸内細菌については、健康と病気に関連していると昔から言われてきたし、多くの人がそのことを信じています。でも、それはイメージや経験的なことから発せられていることであって、科学として扱える情報ではない。だったら調べてみようと思います。未知のことにとても興味をそそられます。すでに述べたように、細菌叢は細菌同士がつくる環境こそが生命システムを形成しますから、どの菌がどんな病気に効くという1対1対応のようなことは考えにくい。この複雑な環境の研究はまったく未知の世界です。結果が出るのか、どのくらい研究したらなにが分かるのかといったことは考えず、「伸るか反るか」が私にとっての研究のあり方です。